こんにちは!
もうそろそろ5月。
ゴールデンウイークですね♪
みなさんは何か予定はありますか?
私は・・・何もありません(泣
一昨年のG.Wは飛行機のチケットも取り、ホテルも予約し、
ディズニー3day♬
の予定が新型コロナですべてキャンセル。
昨年は家族で沖縄子供の国に行ったくらいでしょうか。
あ~~~~っ!
ディズニー行きたい!!
うのはなの さけるかきねに ときならて わかことそなく うくひすのこゑ
(卯の花のさける垣根に時ならでわがごとぞなく鶯の声)
思い切り遊ぶこともままならず、時間だけが過ぎていくような気分になってしまいます。
う~んいけないいけない。。。がんばるぞ!
さて。気を取り直して。
(-)×(-)は(+)
(マイナスかけるマイナスはプラス)
となることは前回お話ししました。
が、「正負の数の加法減法」に少しだけ戻ります。
算数と数学4で
1-2-3-4+5-6-7+8+9
=1+5+8+9ー2-3-4-6-7
のように、「数字の前の+(プラス)や-(マイナス)を付けたまま動かす」ことが、
1-2-3-4+5-6-7+8+9
=(+1)+(-2)+(-3)+(-4)+(+5)+(-6)+(-7)+(+8)+(+9)
=(+1)+(+5)+(+8)+(+9)+(-2)+(-3)+(-4)+(-6)+(-7)
のように「和」で表すことによって成り立つことが、はっきりと分かりました。
つまり、-(ひく)でも「加法の交換法則」が成り立つわけです。
そして、「正負の数の加法減法」では、この「和」で表すことの学びの後、カッコをはずした計算になります。
例えば
1-(+2)+(-3)-4+(+5)-6-(+7)-(-8)+9
のような変に混ざった式も
=1-2-3-4+5-6-7+8+9
のようにしてから計算をすることになります。
元に戻りましたね。
これがなぜ成り立つかもしっかり学び、
あとは前述した通りのことをすれば「正負の数の加法減法」は終わりです。
この「数字の前のものを付けたまま動かす」ことは
÷(わる)でも成り立ちます。
÷7などは、×1/7にできますから
例えば
3÷7÷20×14÷6×5
(=3×14×5÷7÷20÷6)←説明行です
=(3×14×5)/(7×20×6)
と、数字の前にあるものを見て、7,20,6を分母、3,14,5を分子にするだけで良いことが分かります。
つまり「わる」にも「乗法の交換法則」が使えるのです。
(すみません!このブログツール、分数も上付文字、下付文字も使えない・・・上の式の分数のカッコは本来不要です)
ここで ÷7、÷20、÷6をいちいち、 ×1/7、×1/20、×1/6などにする必要はありません。説明として一時的に使うだけです。
分数の線を長く引いて、分母と分子に数字(や文字)を振り分ける癖を、早い内から身に付けることで、後々の計算力に大きな差が生まれます。
またこれらにより
「数字(や文字)の前にある、+、-、× 、÷ が、その数(や文字)の性質を表している」
ことを、中学受験をする小学校高学年には「計算の工夫」として、中学1年の最初には、「計算のきまり」として、繰り返し練習を行いながら覚えていくことになります。
「正負の数の乗法除法」(そしてその後の文字式も!)は、このような基本を基に学んでいきましょう。
さて、乗法除法で最も重要な
D「同符号の2数の積は正(+)」とその逆「2数の積が正ならば同符号」
E「異符号の2数の積は負(-)」とその逆「2数の積が負ならば異符号」
などの最も重要なことの基本も、過去の学びの中にありました。
(前回の、(-)×(-)=(+)の説明の途中で出てきました)
そしてその後は、「正負の数の乗除では負の数の個数で正負が決定する」ことを学び、指数、累乗の形、四則計算、正負判断などに入っていきます。
すべての箇所で注意すべき点があるのですが、それは数學舎の授業にて・・・。
東京の主要な進学校では、この「正負の数」にとてもとてもたくさんの時間を使います。
中学受験のときに通っていた塾で習っただろうから、などと言う教え方など絶対にありません。細かな計算方法も生徒任せにはしません。
そして次の単元は文字式。
「正負の数」がしっかり身に付いてることが「文字式」を学ぶ前提となります。
そして、この「正負の数」と「文字式」さえできれば、中1、中2の代数範囲すべてが楽になります。
かつ、この2つの単元は、この先の数学すべてに関わる最重要単元です。
時間をかけて何度も繰り返し「正しく※」学び、練習して欲しいと思います。
※過去に学んだことや繋がりを大切に数学を学んでいくこと。「なぜ」を大切にすること。細かな正しい計算方法を身に付けること。etc...
さて、来週は1週お休みし、次回は5月12日頃
COFFEE BREAK
を挟んでお話を続けていきます。
ではまた!
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