こんにちは!
今日は雛祭りですね♪
あかりをつけましょ ぼんぼりに〜
お花をあげましょ 桃の花〜
作詞サトウハチローさん 作曲河村光陽さんの1936年に出された
『うれしいひなまつり』
ほんわかしますね〜
この雛祭り、今では新暦の3月3日に行うところがほとんどですが、旧暦の3月3日や新暦の4月3日に行う地域もあることはご存知でしたか?
今でもなのかは分かりませんが、東北や北陸などの雪国では4月に行うところもあるようです。
さて、今日のお話は前回の続きです!
まずは・・・
1〇2〇3〇4〇5〇6〇7〇8〇9=10
「たす」と「ひく」だけではできない理由、気付きましたか?
1〇2〇3〇4〇5〇6〇7〇8〇9=1
これはできます。答えが「11」でもできます。
何が違うのでしょう。
「10」は「偶数」。
「1」や「11」は「奇数」。
ここですね!!
1から9までの和は「45」になります。これは「奇数」です。
授業では、子供たちに「偶数」「奇数」の概念が定着した頃、再度「たす」「ひく」だけで答えが「1」や「10」となる問題を考えさせます。
「なぜ答えが10のときはできないんだろう」
「答えが2とか20でもできないね」
「1や11のときはできる」
結論は急ぎません。低学年への指導の場合、待つことが重要です。
さて、しばらくしたらこんな手助けをします。
「たす」数字と「ひく」数字をそれぞれ集めてみましょう。下のような感じです。
例
1+2+3+4+5ー6-7+8ー9=1
↓
1+2+3+4+5+8=23
6+7+9=22
23+22=45←1から9までの「和」ですね。
23ー22=1 ←右の答えです。これは「差」にあたります。
他にも様々な問題を用い、いろいろと確かめながら
「偶数と偶数をたしたら偶数。ひいても偶数」
「奇数と奇数をたしたら偶数。ひいても偶数」
「偶数と奇数をたしたら奇数。ひいても奇数」
「奇数と偶数をたしたら奇数。ひいても奇数」
となることに気付かせていきます。
これらのことによって
「2数の和と差の偶奇は一致する」
「だから1から9までのときは、答えが10ではできない」
ことを学んでいくのです。
「たす」「ひく」だけで答えが「1」となる問題は、小2テキストに載せたものですが、「かける」「わる」を含めた小3の問題より、何度も利用します。
小4になった頃にはこんなことにも使います。
上の例以外でも、答えが「1」となるものは必ず「たす」数字と「ひく」数字を集めたものが、それぞれ
「23」と「22」
になっています。
すなわち、そもそも問題を解くとき
「2つの整数の和が45、差が1となる数を考えれば良い」ことに気付きます。
あれ?
これどこかで見たことありませんか?
ではでは、このお話の続きは次回にて♪
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