こんにちは!
も~い~くつね~る~と~・・・
早いもので、もう師走です。
今でも凧揚げは良く見かけますが、コマなんてもう見たこともない、と言う人も多いかも。
他にも、双六(すごろく)や福笑い、カルタ取り等々、今でも正月には昔からの遊びをやってるよ~と言う家庭はどのくらいあるのでしょう。
私の小さい頃は、正月に限らずトランプでも良く遊びました。
そのトランプ、かなり以前に作ったゲームになりますが、少しだけ紹介します。
人が集まるクリスマスやこの正月、たまにはトランプで遊んでみてください。
★トランプゲームその[1]
〇推奨:小学校1年生前後~大人まで
☆遊び方&ルール
(1)トランプ1組52枚
A(エース)は1,J(ジャック)は11,Q(クイーン)は12,K(キング)は13として使う
(2)遊べる人数2人~5人
(3)良く切ったトランプを、一人に12枚(2人)~6枚(5人)ずつ配る(参加人数で変える)
(4)残ったカードは真ん中に置く
(5)真ん中のカードを1枚めくる
(6)自分の持っているカードを何枚でも使って、めくられたカードの数と合計が同じになるように(同じ数のカードなら1枚だけ)出す。順番ではなく皆一斉に出して良い
(7)出せるものがないときはパス。出せるものがあってもパスをして良い
(8)全員が出し終わったら、また真ん中のカードを1枚めくり、同じことを繰り返す
(9)ゲームの終わり方
[1]すべてのカードを出し終えた人がいても、真ん中のカードがなくなるまで行う場合
→最後にまだカードが残っている人が二人以上いるときは、持っているカードの数の合計が小さい順に勝ち。合計が同じ場合はカードの枚数が少ない順に勝ち
[2]すべてのカードを出し終えた人が出たら、そのゲームを終了とする場合
→残った人は、持っているカードの数の合計が小さい順に勝ち。合計が同じ場合は枚数が少ない順に勝ち
☆特別ルール(ゲームペースは早くなるがゲームバランスは崩れる)
ジョーカーを1,2枚入れたときの遊び方
[1]ジョーカーを持っている場合→1~13の好きなカードとして、1枚でも組み合わせても使える
[2]ジョーカーが場に出た場合→自分の持っているカードを1枚だけ好きなものを出せる
ゲーム参考例
例えば2,3,6,8,11,12の6枚持っているとき、場に11が出た場合、2,3,6の3枚を出しても、3,8の2枚を出しても、11の1枚を出しても、パスしても良い。
★トランプゲームその[2]
〇推奨:小学校2年生前後~大人まで
☆遊び方&ルール
(1)A(エース)~10までの40枚
A(エース)は1として使う。10の使い方は(6)の通り
(2)遊べる人数2人~10人
(3)良く切ったトランプを、一人に3枚ずつ配る※
(4)残ったカードは真ん中に置く
(5)配られた3枚のカードを使って1000に近い3桁の数を作る
(6)10は0と考える。ただし、10が3枚のときだけは1000と考えてその人の勝ち
(7)1回1枚だけ真ん中のカードと交換ができる。交換はしなくても良い
交換ルールは下の2つの内どちらかを決めておく
[1]※先に真ん中のカードから1枚取ったあと、3桁の数を作ってから1枚捨てる
→4枚のカードの順番を変えたりして、じっくりと考えられる⇒最初はこちらがお薦め
[2]先に1枚裏返しで(人に見えないように)捨ててから、真ん中のカードから1枚取る
→捨てたカードには戻せない⇒慣れてきたらこちらがお薦め
(7)交換が終わったらみんなで見せ合う。一番大きな数(1000に近い数)の人が勝ち
☆特別ルール
絵札 J(ジャック),Q(クイーン),K(キング)を2枚ずつ入れて、10(0)として使えるようにする
→10として使えるカードが全部で10枚になることで、1000を狙える可能性が増える
ゲーム参考例
例えば4,5,7の3枚が配られたときには、754が1000に近いので、4を取り換えてみよう。このとき0が来たら750と小さくなるが、6が来たら765、8が来たら875が1000に近い。
★トランプゲームその[3]
〇推奨:小学校3年生前後~大人まで
☆遊び方&ルール
(1)A(エース)~10までの40枚
A(エース)は1として使う。10の使い方は(6)の通り
(2)遊べる人数2人~10人
(3)良く切ったトランプを、一人に3枚ずつ配る※
(4)残ったカードは真ん中に置く
(5)配られた3枚のカードを使って500に近い3桁の数を作る
(6)10は0と考える
(7)1回1枚だけ真ん中のカードと交換ができる。交換はしなくても良い
交換ルールは下の2つの内どちらかを決めておく
[1]※先に真ん中のカードから1枚取ったあと、3桁の数を作ってから1枚捨てる
→4枚のカードの順番を変えたりして、じっくりと考えられる⇒最初はこちらがお薦め
[2]先に1枚裏返しで(人に見えないように)捨ててから、真ん中のカードから1枚取る
→捨てたカードには戻せない=スリルがあっておもしろい⇒慣れてきたらこちらがお薦め
(7)交換が終わったらみんなで見せ合う。500に一番近い数の人が勝ち
ゲーム参考例
交換ルール[2]の場合
例えば4,5,7の3枚が配られたときには、475と547が500に近いが、475の方が近いから5を取り換える?
でも取り換えたときに10が来たら470にしかならない。もし7を取り換えていたら504になっていたのに!と、何を取り換えるかスリル満点!
どうでしょう。
もうお気付きと思いますが、これらのゲーム、やはり算数ですw
30年程前に作った小2テキストに載せたもので、授業の中で遊びながら数に慣れていくことを目的としたものです。
とは言っても大人でも十分楽しめますので、このクリスマス、お正月にでもご家庭でどうぞお試しあれ。
※トランプゲームその[2]その[3]の、交換ルール[1]では、
「初めから4枚配り、3桁の数を作ってから1枚捨てる」・・・A
ことにしても構いません。この場合、更に易しくなります。
Aのあと、「もう1枚引いてからまた1枚捨てる」(この場合、最大8人)
などのように、ルールをそれぞれのご家庭で工夫してみてください。
また、低学年のお子様がいるご家庭では、最初の何回かは数を見せ合いながら練習する、ようにすると良いでしょう。
さて、そろそろ冬期講座。また忙しく、なかなか時間が取れません。
今年のブログ、あとは「特別企画:解答・解説編」を除くとこの回で終了となります。
次回の更新は年明け、1月12日(木)頃を予定しています。
それでは
良いお年を!!
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